2007年3月10日 (土)

夜ピク

D0142776夜のピクニック』のDVDを見ました。原作は恩田陸さんの小説で、第2回本屋大賞を受賞しています。出演者は昨年放送されたドラマ『ダンドリ。』にも出てた、加藤ローサさん、西原亜希さんや『スウィング・ガールズ』に出てた貫地谷しほりさん、そしてこの両作品に出ていた松田まどかさん。

☆ストーリー☆
1000人一緒に24時間夜を徹して、80キロを歩く伝統行事「歩行祭」。今年で最後の歩行祭を迎える甲田貴子(多部未華子さん)は密かに賭けをしていた。それは、一度も話したことのないクラスメイトの西脇融に話しかけるということ。今年で最後の歩行祭だから、特別な日だから、賭けをするのは今日しかない。しかし、1キロ、また1キロとゴールは目前に迫ってくる。果たして貴子の願いは叶うのか・・・。(『夜のピクニック』ブックレットより)

80キロの歩行祭は、原作者の恩田陸さんの母校である、茨城県立水戸第一高等学校で昭和24年から続く伝統行事「歩く会」がモデルだそうです。

ひたすら歩いた思い出といえば私の場合、高校の時の避難訓練で自宅まで歩いて帰った(10キロくらい)ことと、就職先の研修の最後で、グループごとに朝から夜まで歩き通した(30~40キロくらいだったと思う)ことです。私は、歩行祭に似た行事を体験したことがあったので、歩行祭に参加した人の気持ちがなんとなく分かるような気がして、話に入りこむことができました。

青春映画や青春ドラマを見るたびに「ああ、もう一度高校生にもどりたい」「自分ももっと青春しておけばよかった」などと思ってしまいますが、恩田陸さんの作品は「読者を青春時代に戻してしまう、“恩田ワールド”」と言われてるくらいなのでなおさらです。

友だちがいるから、仲間がいるからこそ完歩できるのです。その時間を共有することで、本質的に大切なものが見えてくる素敵な行事でもあります。」とブックレットに書いてありました。『夜のピクニック』は、大人になって忘れてしまった何かを想い出させてくれる、ノスタルジー溢れる作品です。

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2007年2月10日 (土)

アンフリーク

Image025_1 私の場合『赤毛のアン』は、本からではなく映像から入りました。1985年の映画作品が1990年(H.2年)にテレビで放映された時に初めて見ました。当時私は大学生でした。有名な作品だから話の内容は何となく知っていましたが、それまで本を読んだことはありませんでした。やはり児童文学の名作は、子供の頃に読んでおきたいものですね。『赤毛のアン』ていうと女の子が読むものって感じだし、実際女の子を対象にして売ってるようなとこありますよね。家に「世界名作全集」みたいなものがあったり、誰かから薦められでもしない限り男の子はなかなか読む機会がないと思います。

で、映画の内容ですが、すごくいいです。配役が素晴らしい!とても表情豊かで生き生きしているアン、厳しさと優しさとを兼ね備えたマリラ、無口だけどその一言一言にとても優しさがあふれているマシュー。みんな見事に演じています。本から入った方でも、原作のイメージ通りの登場人物にきっと満足することでしょう。

それと舞台となっている、カナダのプリンスエドワード島の風景も素晴らしい!景色を見るだけでも必見の価値ありです。私はいつかプリンスエドワード島に行きたいと思っています。いや絶対行きます!私の将来の夢の一つです。

☆心に残るセリフ☆
アン「私が男の子だったら、畑の仕事を手伝えたのに...」
マシュウ「そう思ったことはないよ。初めて会ったときからおまえを望んだ。それは変わらん。女の子でよかった。おまえは自慢の娘だ。」

このシーンは何度見ても、涙がこぼれてしまいます。

一つ残念なことは、DVDなのに画像があまり鮮明でない点です。画像が粗い感じです。ビデオの方がきれいかもしれません。なぜかしら?リマスター版の発売を強く望みます。

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